TDK株式会社のグループ会社であるTDK-EPC(社長:上釜健宏)は、EPCOSのMiniCell™シリーズとして広い圧力範囲に対応する圧力センサを商品化しました。測定媒体から内部素子を分離した構造を持つ、媒体分離型トランスミッタとして世界最小であり、0から500hPa及び0から2500hPaの測定範囲があります。また-500hPaから+500hPa,及び-2500hPaから+2500hPaの測定も可能にしています。
圧力センサのサイズはわずか19.6 x 16.2 x 11 mm³のコンパクトな設計が特長で、測定媒体からの分離のため2枚のステンレスダイアフラムを組み込んでいます。このMiniCell™シリーズ内部への少量のオイル充填により、シングルチップでの差圧測定を可能にし、優れた測定精度と再現性を実現しています。
このステンレスダイアフラムにより測定媒体と分離され、電子回路部はセラミックパッケージ内の不活性油で完全密封しているため、腐食性のある媒体圧力の測定にも適しています。また、温度幅-40℃から140℃までの広温度範囲での使用に耐える設計となっています。
供給電圧5Vにおいて圧力に応じた0.5Vから4.5Vのアナログ電圧を出力し、その測定精度誤差は全温度範囲において最大でもわずか1.5%FS(FS: フルスケール)です。
本MiniCell™シリーズは航空計測システム用、プロセスエンジニアリング、化学、食品、水道関連等、様々な用途にご使用いただくことができます。また標準のラインナップに加え、お客様の用途に合わせたカスタムパッケージにも対応いたします。
用語集
- 差圧: 圧力差の測定。気圧高度測定などに使用される。
- トランスミッタ: センサ素子からの情報を所定の出力信号に変換する機器。デジタルトランスミッタは、センサ素子の非線形性を補正します。一般的な出力信号は0~5V、または4~20mA。
主な用途
- 航空計測システムの他、プロセスエンジニアリング、化学、食品、水道関連等での差圧測定
主な特長と利点
- 測定範囲: 0~500hPa、0~2500hPa、-500~+500hPa、-2500~+2500hPa
- 19.6 x 16.2 x 11 mm³のコンパクトな設計
- 腐食性の高い媒体でも使用可能なステンレススチール製のケース
TDK-EPC 株式会社について
TDK-EPC株式会社(本社:東京)はTDKのグループ会社であり、TDKの基幹事業である電子部品部門と、ドイツのEPCOS社との統合で設立された電子部品の開発・製造・販売を担うリーディングカンパニーです。日本を始め、アジア、欧州、米国の各地域に事業の拠点があり、製品ブランドとしてTDKおよびEPCOS双方の製品を扱います。
主な営業品目は、コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ)、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、センサ、ピエゾおよび保護部品等であり、 これらの幅広い製品群によ、TDK-EPCは情報家電、通信機器、産業機器、車載機器等、 世界のあらゆる市場ニーズにお応えします。
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