このたび、EPCOSのゲル防水型大気圧センサーASB1200シリーズに、校正済みアナログインターフェース搭載品が登場しました。しかもパッケージサイズはわずか4 x 4 x 2.5 mm3に抑えられており、このタイプのセンサーとして世界最小サイズを実現しています。新製品のASB1200V1およびASB1200VRセンサーはいずれもピエゾ抵抗型センサーチップで、ハイブリッド技術を使ってASICにマウントしています。どちらの製品にも信号処理機能が統合されています。ASB1200V1の出力電圧は0~1Vです。ASB1200VRは動作電圧の10~90%のレシオメトリック電圧を出力します。
これらのセンサーは、特に湿潤気体の大気圧測定を必要とする低電圧アプリケーション向けの製品です。絶対気圧300~1200 mbarの測定に最適化されており、2.7~5.5 Vの電源電圧で動作します。最小応答時間は1 msです。センサーのパッケージは、ステンレス鋼のプレッシャーポートがゲルで保護されているため、IP54適合の防水機器での使用に適しています。今回発表されたセンサーにより、高度計付きカメラ、サイクルコンピュータ、ガス分析計、ビル空調システムなどの機器に内蔵される大気圧計をさらに小型化することも可能です。
校正済みアナログインターフェース搭載のセンサー新製品は、2009年6月よりサンプル出荷を開始します。また、デジタルインターフェースを搭載した大気圧センサーも現在開発中です。